「節約のためにお弁当を作りたいけどめんどくさい…」「朝は忙しいのにお弁当作りなんて無理…」
そう思っている方へ、私が3年間実践している簡単お弁当作りの方法をお伝えします!
何を隠そう、私自身もめんどくさがり屋で、フルタイムで働いているため時間が潤沢にあるわけではありません。
それでも、今から紹介する方法で、毎日欠かさずお弁当を作ることができています。
私のお弁当のおかずは、「肉・野菜・卵」の3種類です。
このうち、肉と野菜は週末にまとめて準備しておきます。
朝にやることは、
①卵を焼く
②野菜をレンチンする
③肉を焼く
この3つだけです。
あとはタッパーに詰めて、おにぎりやパンと一緒に持って行けば立派なお弁当になります。
自分が食べるためだけのお弁当なので、彩りや見た目は特に気にしません。
毎日同じおかずが続いても不思議と飽きることはなく、いつもお昼の時間を楽しみにしています。
以下、詳しく解説します。
用意するもの
弁当箱(タッパーで十分)
お弁当を詰めるための容器が必要です。
私は、以前は正方形のお弁当箱を使っていましたが、ふたが閉まりにくくなったことをきっかけに深めのタッパーに変えました。
これから紹介するお弁当では、詰めるときにアルミカップも仕切りも使いませんので、タッパーで十分です。
参考までに、私が使っているタッパーの容量は540mlです。
ある程度深さがあるほうが詰めやすいです。
シリコンスチーマー
野菜をレンチンするときに使います。
例えば、こういう商品です。
私が現在使っているのは、直径が約15センチ、深さが約7センチのものです。
一人分ならこのサイズでちょうどいいです。
卵焼き器
卵と肉を焼くときに使います。
卵焼き器のほうが卵が焼きやすいですが、フライパンでも代用できるかと思います。
最近買い替えたcaroteの卵焼き器とターナーがとても使いやすかったので、リンクを貼っておきます。
保存袋
下準備した野菜や肉を保存するときにあると便利です。
私は、野菜用の保存袋として、最近ダイソーのシリコン保存袋を使い始めました。
洗って何度も使えるので、ゴミが減っておすすめです。
少し高価ですが、こういう商品もあります。
週末の準備が肝心!
朝のお弁当作りを楽にするカギは、週末の下準備です。
といってもそれほど手間はかかりません。
肉の準備
肉は1食分ずつ小分けにして冷凍します。

私は、スーパーやドラッグストアで700g~1kgの大容量パックを買い、100gずつ分けています。
安いですし、冷凍するのであれば消費期限は気にしなくてよいので、大容量パックのお肉はおすすめです!
前日の夜に冷蔵庫に移しておけば、朝には解凍されています。
野菜の準備
野菜は、週末にまとめて切って、保存袋に入れておくと楽です。
もしくは、夕食の準備のついでにお弁当の野菜を切るのでもOKです。
私の場合、キャベツを週末にたくさん洗ってちぎっておきます(7~8枚ぐらい)。
それをベースにして、前日の夜にほかの野菜やきのこを足して、シリコンスチーマーに入れておきます。


主食の準備
好みに合わせてごはんやパンを準備してください。
私は糖質制限中なので、主食代わりにおからクッキーを持って行っています。
こちらのカフェプリムラのおからクッキーがおいしいのでおすすめです。
朝に行う作業
準備が整えば、朝は調理するだけです。
卵を焼く
まず、卵焼き器に油をひいて卵を焼きます。
器に割り入れて溶いたりはせず、卵焼き器に直接割り入れてフライ返しでつぶします。
味付けは塩こしょうです。
丁寧に巻くことはせず、適当に折りたたみます。


折りたたんだらフライ返しで4つに切って、お皿に出しておきます。
野菜をレンチンする
卵を焼くのと並行して、野菜をレンジで加熱します。
シリコンスチーマーの種類や電子レンジの機種にもよりますが、私は600Wで2分加熱しています。
加熱が済んだら蓋で押さえて水気を切り、好きな味付けをします。
ポン酢が手軽でおいしいです。
しょうゆ+みりんもいいですし、テンメンジャンなら味噌炒め風になります。
肉を焼く
卵を焼いたフライパンで、そのまま肉を焼きます。
味付けは塩のみのことが多いですが、たまに黒胡椒や山椒などのスパイスを加えることもあります。
焼けたら卵焼き器を火からおろし、冷まします。

これで、おかず3品が完成しました。
朝食を食べている間にほどよく冷めます。
なお、調理に要した時間は約20分です。
肉を焼いている間に朝食の準備をすれば、時間を有効に使えますよ。
弁当箱に詰める
詰める際は、弁当箱にラップを敷いておくと、帰宅してからの洗い物が格段に楽になります。

一番下に野菜を敷いて、

その上に肉を乗せます。

一番上に卵を乗せて、お弁当の完成です。

コツ・ポイント
野菜はキャベツをベースにするのがおすすめ
お弁当なので、野菜は水分の出にくいものがよいです。
特におすすめなのがキャベツです。
1玉買えば2週間ほど持ちますし、安くてボリュームが出しやすいです。
キャベツをベースに、きのこやピーマン、玉ねぎなどを加えるのがおすすめです。
肉は豚こまがおすすめ
豚こまであれば、切り分ける必要がなく、薄いので火が通りやすいです。
鶏は分厚いので火が通るのが遅いですし、ミンチはバラバラになって食べにくいです。
いろんな肉を試しましたが、上記の理由から現在は豚こま一択に落ち着きました。
卵→肉の順に焼く
調理する際は、先に卵を焼けば途中で卵焼き器を洗う必要がありません。
逆にしてしまうと肉のにおいや脂が卵に移ってしまうので、この順番で焼いてください。
ラップを敷けば洗い物が楽に
弁当箱にはラップを敷いてからおかずを詰めることをおすすめします。
肉の脂が弁当箱の底にたまることがあるのですが、そうなると洗うのが大変です。
最初はラップがもったいないと思っていましたが、毎日使っても意外と減らないものです。
洗い物が格段に楽になるので、メリットのほうが大きいと思います。
詰め方の工夫でカップや仕切りいらず
野菜→肉→卵の順に詰めれば、おかず同士の味が混ざっても気にならず、アルミカップや仕切りは必要ありません。
この詰め方であれば、お昼には野菜に肉のうまみがほどよくしみ込んでいますし、肉と卵はどちらも味付けが塩ベースなのでけんかしません。
そして、間に肉を挟むので卵に野菜の水分がしみ込むこともありません。
以前はシリコンカップに卵を詰めていましたが、あるとき思い立ってこの詰め方を試してみたところ、仕切りを使わずともおいしく食べられることに気づきました。
それからは、帰宅して箸とタッパーを洗うだけになったので、片付けも楽になりました。
まとめ
忙しくてもお弁当を持って行きたい方は、ぜひこの方法を試してみてください!
なお、「毎日同じおかずで飽きるのでは…?」と思われた方もいると思います。
確かにワンパターンですが、不思議なことに飽きることはありませんし、毎日お昼が楽しみです。
もしかすると、「おいしすぎない」からかもしれません。
例えば、白ご飯を毎日食べても飽きないように、シンプルな料理だからこそ毎日おいしく食べられるのかなと思っています。


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